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戦極MCBATTLE 6章 黄金の春の陣

鎮座DOPENESS

賞金¥50000+トロフィー獲得!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


まさにゴールデンなメンバーで開催された戦極MCBATTLE 6章 黄金の春の陣。
予選エントリー枠も瞬く間に埋り,戦極MCBATTLEの人気に驚かされた。
戦極DJ'sの完璧な布陣の元、ベテラン・ルーキー・関東関西の猛者たちがぶつかり合う。
今回はそんな戦極2013春大会を完全レポート。

後半BEST8→1をレポート
前半BEST32&16はこちら。

▼BEST8
焚巻vsDARTHREIDER○
平成世代代表焚巻。今大会最年長MC DARTHREIDER。
ここでも世代の壁をくつ返すべく,焚巻が一気に攻め寄る。
3on3などのrespectを込めた焚巻のRapは切れ味鋭かったが,
DARTHREIDERのボキャブラリィの豊富さは流石。
最後の4小節で観客を完全にロック。
お客の空気を読むのもプロ級だっただろう。
ハイレベルなRAPBATTLE。勝者はDARTHREIDER。

○KBDvsゆうま延
抜群の集中力とライムカウンターでここまで勝ち上がってきた
KBD。対するはベビーフェイスの悪魔という異名を持つゆうま。
この試合でも両者踏み倒しの展開へ。
ゆうまが 「SoftBank」と踏めば「ロフトハンズ」
と返すKBD。まさに完全即興。 トップ・オブ・ザ・ヘッドと言える
ラップだっただろう。
しかし、ゆうまも負けてはいない「飛ぶ教室→古武道Dis」と踏まれれば
「古武道Dis→極上Dis」とカウンター。
トンチの聞いた世界観も決まり延長へ。

延長戦でも,もちまえの度胸とライミングでガンガン攻撃するゆうま。
しかし,4バース目,若干隙を見せたゆうまに対してKBDの
「数倍愛しくなった→スーパーヒトシ君」とクリティカルライミングが炸裂。
ここはKBDの辛勝。
しかし,戦慄の1回目から参加しているゆうまも6年の時を経て
本当に成長した。ゆうまにBig up!

Lifesavervs黄猿○
波に乗る男Lifesaver,九十九里浜レペゼンを全面に出し黄猿を押していく。
しかし,黄猿も一歩も引かない。
緩急をつけて黄猿のフローを真似たLifesaverに対して
新しいビートアプローチを魅せカウンター。
4バース目も杖を付いていた黄猿に対して「死にそうなお爺さん。」
と攻撃するも「ライフセイバーだろ?助けて見ろよ!?」
気合十分のアンサー。黄猿の勝利。

○鎮座DOPENESSvsNAIKA MC
戦極伝統の黄金カード。まさにレアな組み合わせの試合。
ここまでのれんに腕押しの展開で勝ち上がってきた鎮座DOPENESS。
豪腕NAIKAMCですら,自分のペースに持っていけない。
本人もBATTLE中「正面からやったらムリなようだな?」
と言葉が出てしまうほどだった。
バトル後半,NAIKA MCの鎮座の曲を引用したパンチラインにも
「ごめんね〜?ステージの脇の可愛い子を見てたよ?」
と,受け流し。噛み合ってないようで
絶妙なアンサーも出た鎮座。
もはやTHE,独り舞台。鎮座DOPENESS勝利。

▼BEST4
○KBDvsDARTHREIDER
数年前のリベンジマッチとなったこの試合。
先攻,KBDはDisとライミングで攻撃。
ここでも細かい韻とパンチラインでDARTHREIDERをジワジワ追い詰める。
DARTHREIDERも捻りを利かしたアンサーとビートアプローチ
で勝負していくが,観客のスイッチをなかなか入れる事ができない。
リベンジを果たすKBDの思いとダースレイダーの会話のようなやりとりが
続いていく。

結果,勝利への執念を魅せたKBDの勝利。
しかし、最年長DARTHREIDERのHIPHOPへの
思いの熱さは今大会誰よりも届いていたと思う。リベンジを期待。

黄猿vs鎮座DOPENESS○
ここでDJ yukihILLはBPM早めのビートを選択。
鎮座DOPENESSは,今までとは打って変わったような覇気を見せる。
まさに唯一無二フローとリズム感が会場を完全制覇。
「トップを走る俺様」「次元が違う」という言葉通り独走状態に。
しかし、黄猿も負けじと,完璧なビートアプローチ。
楽器と楽器のセッションのような試合展開は二人のBATTLE MCの真髄を見せた。
まさにRAPの高速ラリー,会場全体も大興奮。
試合終了後,司会の八文字も
「俺も止めたくなかった」と言わしめた試合は延長戦へ突入。

延長戦,はクラシックなビートの上での勝負になったが,
ここでは鎮座のDOPENESSな部分が炸裂。
相手を攻撃する方法も変則的。
正攻法で勝負する黄猿は,反撃の糸口が掴めず躓いてしまった。

勝者は鎮座DOPENESS!!

しかし,名勝負請負人黄猿。今回も見せてくれた。
次回こそ,王座を射止めて欲しい。

▼Finalist

KBDvs鎮座DOPENESS○
遂に、遂に決勝戦。
お互い激戦に次ぐ激戦を勝ち上がってきた2名。
タイプは違えど,二人ともまさにBATTLEMCとして
ズバ抜けた強さを持っていた。

先行KBDは決勝でもブレる事なく
切り込んだDis,アイディアを盛り込んだライミング
で攻撃していく。
「変人ぶる→レイジンブルー」「精神安定剤→全員で反省会」
「差別主義→キャベツ好き」「ももいろクローバー→代々木の浮浪者」
など、一度頭の中を覗いてみたいようなライムワードは見事すぎた。

しかし、鎮座DOPENESSのそんなライミングをなかった事にする
雰囲気作り、リズム感は凄すぎた。
KBDの切り込んだ攻撃にも
「なんでそんな酷いことをいうのかな〜?」と無敵状態。
前試合から続いてのノリノリの鎮座DOPENESS。
こうなってはもうこの男は止められない。

そして勝者は....鎮座DOPENESS!!

若手MCの台頭の中,王座の椅子に座ったのは
怪物,鎮座DOPENESS!!
優勝フリースタイルを含めてやはりこの男は
ただものではない。そう痛感した。

5章に続いて最高のチャンピオンが誕生した第6章。
続く7章王者は誰だ?
NEXT 戦極MCBATTLE.... 7.21

▼予選
一般予選に集まったMCは約60名。
その中には,当日エントリーした崇勲,黄猿,Rayzie-k,Lard,りぼん
などの姿も。
予選会場はなんとしてでも,本選に行く。というバイブスが充満。
全MCがハングリーの戦いを見せ,本選にも負けないベストバウトが連発。

目を引いたのは前大会のリベンジを果たす為に当日エントリーしてきた
黄猿,崇勲などの集中力。
また本選には上がれなかったものの,
新しいBATTLEスタイルを見せていたWATAtheFreeman,
強固なライミングが印象的だった YUAA
自力の強さを感じた拳 from Jack The Newest
将来が楽しみなスキルを持っていたりぼん
相変わらずの活躍だった怪物ノンアルコール
一筋縄でいかなそうな雰囲気を持ったガガ
そのガガを下したタカナギなど
負けたMCにも,新しい才能を発掘できていたのも嬉しかった。

そして,激戦が続いた.予選だったがもっともロックしていたのは
ファンシー vs Leo the twoface,の一戦だろう。
天才的なリリックとアプローチを見せたファンシー。
未完の大器に,今後期待したい。

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